甲の長さは大きいものでは12センチになります。真冬がとれごろ、食べごろです。
山陰、北陸沿岸から北海道に分布しています。
オスは甲羅(こうら)のはばが15センチほどもあり、メスの約2倍以上になります。丸みのある甲羅と細く長い脚(あし)をもっており、この脚は広げると70〜80センチにもなります。メスは甲羅のはばが7〜8センチで成熟し、1年間卵をだいてから産卵(さんらん)します。これをすぐ繰り返すので以後成長が止まってしまいます。
「ズワイカニ」は獲れる場所によって呼び名が変わり、加賀・能登で水揚げされたものを「ズワイガニ」山陰地方では「松葉カニ」、福井では「越前カニ」と呼ばれており、メスのカニのことを「セイコガニ」と呼んでいます。




カニには他の魚と比べると、高タンパク、低カロリーです。種類によって違いますが、良質のタンパク質を15〜20%も含み、脂質や糖分はあまり含みません。

●抗がん作用など
かにをゆでると赤くなるのは、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンというカロチン色素のためです。カロチンは摂取すると体内でビタミンAに変わり、動脈硬化やがんの予防、老化を抑えるなどの効果が期待できます。
●タウリンの効果
カニの果肉には、アミノ酸の一種のタウリンが豊富に含まれています。タウリンは、血圧を正常にし、心肺機能の強化、貧血の予防、悪玉コレステロールの減少に効果があるほか、肝機能の強化、胆石や動脈硬化の予防、疲労回復や視力の向上などにも有効です。
●体質改善など
甲羅に含まれるキチン(多糖類)とキトサンも血中コレステロールの上昇を防ぎ、アレルギーなどの体質改善の促進や抗菌作用も注目されています。
●解熱作用・解毒作用
体を冷やすため、解熱に有効です。また、アルコールの解毒作用もあるので、お酒を飲むときに食べると、アルコール性の肝臓障害などの予防に効果があります。



福 井 11月初旬の解禁日から3月までが解禁漁となります。越前海岸から出る舟は漁場が近いため、カニを冷凍せずに港へ生きたまま持ち帰ります。鮮度が良さが他で獲れるカニと決定的に違うところです。

おすすめは『若狭湾』若狭湾は海の幸の宝庫。特に冬は「カニ」や「ふぐ」が食べられる。
鳥 取 鳥取の冬の味覚といえば、なんといっても「松葉ガニ」が有名ですが、初めて捕獲されたのは、元禄年間(1688〜1704年)のことといわれています。毎年、境港市の漁港では「水産まつり」が催されています。 『温泉&カニ』鳥取の各温泉地の旅館などでは趣向をこらした「カニ料理」を堪能できます。三朝温泉、羽合温泉など。
京 都 京都府最北端の町で丹後半島の海の玄関。丹後半島沖は、松葉ガニの漁場。中でも間人(たいざ)港に水揚げされる松葉ガニを「間人ガニ」と呼ばれカニの王様として、鮮度・味ともに絶品です。 丹後半島にある『間人温泉郷』。ひっそりとした温泉地でカニ三昧を。
兵 庫 冬の香住のカニはズワイガニの雄、通称『松葉ガニ』と呼ばれているもの。日本海沖で底引き網を使い捕獲された新鮮なカニは、煮るも良し、焼くも良し、生で食べるも良し。本来の味を楽しむならボイルしてそのまま食べるのが一番。香住をはじめ但馬を代表する冬の味覚です。 城崎温泉では”かにづくし”の料理を堪能でしたり、色々な”カニ”のお土産が売っていたり、まさに冬はかにづくしです。
新 潟 寺泊町は年間2000〜2500tと日本有数の取扱量を誇っています。「魚のアメ横」では水産店が立ち並び、「カニ」はもちろん、たくさんの旬の魚を販売しています。また店先に売っている「浜焼き」はついつい匂いにつられて買ってしまう人が多いとか。。。 ちょっと海を渡った『佐渡ヶ島』。冬の味覚の代表格ベニズワイガニが格別のおいしい。夏のカニとは違う旨さ。