スペイン第ニの都市バルセロナは、カタルーニャ自治州の州都でもあります。イベリア半島北東部の三角地帯に位置するカタルーニャ州は長い歴史のある、経済・文化活動が活発な自治州です。19世紀後半からの工業化により目覚しい経済発展を遂げ、今日ではスペイン一の商工業地域となっています。1888年と1929年の万博、1992年のオリンピックを契機にこの都市の豊かな経済力や進んだ都市計画が世界的に知られるようになりました。
バルセロナにはスペイン語(またはカスティーヤ語)とカタルーニャ地方独自の言語、カタルーニャ語の二つの公用語が存在します。
近年は観光都市へと成長し、平均気温17℃と年間を通して温暖な気候に恵まれ、秀でた歴史的建造物、芸術遺産、絶え間ない経済及び文化活動により、バルセロナには年間300万人を超える観光客が訪れます。
モデルニスモ(近代芸術運動)の発祥地バルセロナにある、モデルニスモ様式建築の傑作グエル公園、グエル邸、ミラ邸、カタルーニャ音楽堂、サンタ・クレウ・イ・サン・パウ病院の5つは世界遺産に登録されています。

「バルセロナ・エル・プラット国際空港」へは日本からの直行便はなく、ヨーロッパ各都市経由が一般的。乗り継ぎによるが、約15〜18時間程度。
マドリッドーバルセロナ間は、「プエンテ・アエレオ」と呼ばれるシャトル便が7時から23時まで運行。

市内までの距離は12キロ、
■空港バスは約15分間隔で運行し、所要時間約30分。
■電車では約30分おきにでる鉄道がある、所要時間は約25分。
■タクシーはメーター制で市内まで所要時間約25分。
地中海性気候に属するバルセロナの気候は年間を通して比較的温暖ですが、一般的に春から秋にかけてが旅行シーズンです。夏の昼間はかなり暑くなります。
国際都市バルセロナには世界の味覚が集まっています。豊かな地中海のシーフードに豪快な盛り付けの地中海料理/カタルーニャ料理は大人気です。
主な名物料理/サルスエラ(魚貝、ガーリック、トマトの煮込み)、オペラ(サルスエラに伊勢海老が入ったもの)スケットデベシュ(ブイヤベース)、パレヤダ(パエリヤ)
マドリッド 627km / タラゴーナ 109km / サラゴサ 307km / ビルバオ 607 km  
バレンシア 361km / ペルピニャン 187km / ツルーズ 388km
聖家族教会/EL TEMPLO EXPIATORIO DE LA SAGRADA FAMILIA
ガウディが1883年から1926年に死に至るまでの40年間以上を費やし生涯をかけた作品です。ガウディは石とセラミックでできた神の福音ともいえる4本の「生誕の門」から着工し始めましたが、彼が存命中に完成したのは1本のみでした。バルセロナのシンボルであるこの教会の建設資金は信者からの寄付及び教会の拝観料のみで、現在も引き続き建設が行われています。完成時は170Mにも達する塔を含め18本の塔が建設される予定です。
観光には、まだ工事中ですが塔の上に徒歩またはエレベーター(有料)で上ることも可能でバルセロナ市内の素晴らしい展望を眺めることができます。地下は工事の歴史を展示した博物館になっています。
交通:地下鉄SAGRADA FAMILIA 
開館時間:  【10月〜3月】 9:00-18:00  【4月〜9月】 9:00-20:00  休館日:12/25及び1/1の午後閉館
グエル公園/PARQUE GUELL
ここは本来は分譲住宅地として建設したのですが、プロジェクトは失敗に終わり、市民公園としたもので、20ヘクタールの広さがあります。 
ユネスコの世界遺産に認定され、波打つようなセラミック・ベンチの広場や「百柱広間」(SALA DE CIEN COLUMNAS)へ続く階段からは、ガウディの自由な発想力が感じられます。
開園時間: 【11月〜2月】 10:00-18:00 【5月〜8月】 10:00-21:00 【3月・10月】 10:00-19:00 
        【4月・9月】   10:00-20:00 
ミラ邸/CASA MILA
別名「ラ・ペドレラ」(石切り場)とも呼ばれるこの建物は、曲線が強調されたこの建物自体が抽象彫刻作品とも言える建築で、ガウディの代表的建築物の一つとなっています。現在はカイシャ・デ・カタルーニャ財団所有になっていますが、内部の二つのパティオ(内庭)と、煙突と通気孔がユニークなデザインの屋上が一般開放されています。1984年にユネスコの世界遺産に認定されています。
交通:アクセス:地下鉄DIAGONAL
開館時間:【月〜日曜】 10:00-20:00 (19:30最終入館) 休館日 12/25・26、1/1・6 1月第2週
カタルューニャ音楽堂/PALAU DE LA MUSICA CATALANA
1908年にリュイス・ドメネック・イ・ムンタネ−ルによって建てられたモデルニスム建築のカタルーニャ音楽堂は、1997年にユネスコの世界遺産に指定されています。
毎日決められた時間にガイド付き内部見学ツアーが開催されています。
見学時間: 【月〜日曜】 10:00〜15:30 (30分毎)
言 語: カタルーニャ語、スペイン語、英語  所要時間: 50分
大聖堂/CATEDRAL
13世紀末に建築が開始され、15世紀にほとんど出来上がり、正面ファサードだけがようやく19世紀に完成しました。聖堂内ではレパントのキリスト像が収められている礼拝堂、聖歌隊席、バルセロナの守護聖母メルセドと同じく守護聖母として崇められているサンタ・エウラリアの地下礼拝堂が有名です。
後陣の近くにあるエレベーターで大聖堂の屋上へ上ることができるようになっています。大聖堂の上部からの眺めは壮観です。
交通:地下鉄 JAUME I
開館時間:  9:00-13:30/16:00-19:00
ピカソ美術館/MUSEO PICASSO
中世の貴族の館が建ち並ぶモンカダ通り(CALLE DE MONTCADA)にピカソ美術館があります。この建物も15世紀の邸宅アギラール邸を利用したもので、パティオ(中庭)や内階段、装飾窓が特徴的です。この美術館にはピカソの幼少時代のものから2回目のバルセロナ滞在(1901-1904年)までの作品が所蔵されています。1917年ディアギレフ・ロシア・バレエ団との共同制作作品や、ベラスケスの作品に着想を得たラス・メニーナス(女官たち)シリーズ44点は見事です。
交通:地下鉄JAUME I、 LICEU、 ARC DE TRIOMF
開館時間: 【火〜土曜・祝日】 10:00-20:00 【日曜】 10:00-15:00  休館日:月曜
カタルーニャ国立美術館/MUSEO NACIONAL DE ARTE DE CATALUNYA (MNAC)
1934年に開館したこの美術館にはロマネスク、ゴシック、カタルーニャ・ルネッサンス、バロック等の宗教画が多く展示されています。特に教会の壁画(イコン)のコレクションでは世界一。この美術館からモンジュイックの丘のなだらかな坂道を上っていくと、スペイン村に行けます。
交通:地下鉄ESPANYA
開館時間: 【火〜土曜】 10:00-19:00  【日曜・祝日】 10:00-14:30 
休館日: 祝日以外の月曜、1/1、5/1、12/25
スペイン村/POBLE ESPANYOL
スペイン各地の伝統的な町並みや代表的な建物が再現されたテーマパーク。カスティーヤ、アンダルシア、ガリシア、カタルーニャなどの街角に見られる建物、広場、路地が巧みに配してあります。また、各地の工芸や食品の実演販売もおこなわれていて、夜はフラメンコも見れます。
ミロ美術館/FUNDACION JOAN MIRO
世界的な芸術家ミロの常設展に加え、テラスにもミロが手がけた彫刻が展示されています。また、近代芸術家の作品も数多く展示されています。
交通:モンジュイックケーブルカー
開館時間  【10月〜6月】  (火〜土曜) 10:00-19:00 (木曜) 10:00-21:30 (日曜・祝日) 10:00-14:30
        【7月〜9月】  (火〜土曜)  10:00-20:00 (木曜) 10:00-21:30 (日曜・祝日) 10:00-14:30
休館日: 祝日以外の月曜