| リオハ (Rioja) |
リオハは、スペイン最古のワイン産地です。現在でもスペインで最高級品質のワイン生産地として世界中に知られています。
スペインには、原産地呼称制度と呼ばれるワインを格付けするための厳しい制度があり、その格付けのなかで最高に位置するワインが特選原産地呼称(D.O.C.)に指定されたワインです。
リオハは、特選原産地呼称(D.O.C.)のワインを生産する産地に指定された唯一の産地です。リオハでは、特選原産地呼称の名にふさわしい世界でも最高の味わいを持つ赤ワインが作られています。
DOCリオハに登録されているぶどう畑のうち約3分の2(33,800ヘクタール)を占めるのがテンプラニーリョです。リオハでのテンプラニーリョの特徴は、厚い皮で覆われ、光沢のあるブラックベリーのような色をしています。一般的にアルコール度は13度程度まであがり、酸化しにくく、リオハでの主要な品種と使用されています。 |
| リベラ・デル・ドゥエロ(Ribera del Duero) |
ドゥエロ河に沿った東西約120キロのあいだに広がる地域で、リオハと並ぶスペイン屈指のワイン産地です。
リベラ・デル・ドゥエロの認定をとるためには、テンプラニーニョ種を75%以上使わなければなりません。
リベラ・デル・ドゥエロは、「スペインのロマネ・コンティ」と呼ばれる有名なベガ・シシリア社の「ウニコ」を始め、アレハンドロ・フェルナンデス・ティント・ペスケラ社の「ペスケラ」、ピングス社の「ピングス」など、世界的に有名な最高級赤ワインを産出しています。
様々な気象条件のこの地のテンプラニーリョはタンニンを驚くほど多く含み、非常に凝縮され、熟れた果実の風味があるワインとなります。リオハのワインが繊細でエレガントと表現されるなら、リベラ・デル・ドゥエロのワインは濃厚で力強いと表現されるかもしれません。若いワインでは鮮やかな色合いの腰が強いワインとなります。樽で熟成させることで丸みをつけ上品なワインとなり、洗練されたレセルバ、グラン・レセルバ等のワインは非常に高い評価を受けています。 |
| テュデラ・デ・ドゥエロ(Tudela de Duero) |
| テュデラ・デ・ドゥエロ村と言えば、「スペインのロマネ・コンティ」と呼ばれる有名なベガ・シシリア社(リベラ・デル・ドゥエロ)の醸造責任者を30年勤め、「ウニコ」を作りだしてきたマリアーノ・ガルシア氏が設立したボデガス・マウロ社(Bodegas
Mauro)があることで世界的に有名です。ベガ・シシリアの「ウニコ」に対抗できる高級ワインを目指して作られた「テレウス」はスペイン最高級ワインとして、多くワイン専門家から絶賛を受けているワインです。テレウスを初めとしたボデガス・マウロ社のワインは、現在スペインで最高の賞賛と注目を集めています。 |
| トロ(Toro) |
トロは、ドゥエロ河流域のなかで最も西側に位置します。1987年に原産地呼称に認定されました。
トロで栽培される黒ブドウは、ティンタ・デ・トロと呼ばれ独特の味わい持ったブドウです。トロの赤ワインは、ティンタ・デ・トロを最低75パーセント使用することが義務付けられています。
トロの赤ワインには最低75%ティンタ・デ・トロを使用しなければなりません。トロのワインはアルコール度数が高くて(14度程度)非常にしっかりしたボディの、力強くて色が濃い、とてもバランスの良いワインが作られます。樽で熟成させるワインの比率は20〜30%で濃いワインを丸くするために比較的長めの熟成が行われます。パワフルでスタイリッシュさはトロのワインの特徴です。 |
| ラ・マンチャ(La Mancha) |
ラ・マンチャは、スペインの原産地呼称のなかでも最大の栽培面積と生産量を誇るワイン産地です。
ラ・マンチャでは、豊富な収穫量を背景に、コストパフォーマンスに優れた良質のワインが生産されて、ヨーロッパ諸国はもちろん、世界各国にラ・マンチャのワインが輸出されています。 |